外国人と国際結婚して日本に住むにしろ外国に住むにしろ、将来的に子どもが生まれた時の子供の国籍の問題について考えていきます。
日本とパートナーの国の国籍法を知らないと、子供が将来日本国籍を失う可能性が出てきます。
結婚するときの相手の国籍にもよるけど、将来的に子供が父と母のどちらの国籍を得るのか、深刻なケースが生じるのでかなり注意が必要です。
基本的に欧米諸国では子供の国籍は成人した時に子供が父の国籍にするのか母の国籍を選択するのか子供が決められたすることが多いです。
逆にイスラム教、アラブ系の国の人と結婚した場合、父親の国籍が子供に受け継がれる法律が多いので、夫がアラブ系の場合は子どもは日本国籍が取れない場合が多いので、外国人と結婚するときも夫となる国籍は大切です。
子供がイスラム教徒にあらなければいけなかったり、超貧民のアラブ系の国籍を取得しなければならなくなったりと、国際結婚の場合はお互いに「好き」「愛してる」からといって簡単に結婚するのは考えもの。
人種で差別するわけではないけど、そのいう国籍の人と万が一国際結婚した場合は、私だったら子供はつくらないようにするな。
今現在の国際結婚で、子供の国籍に関する法律は次の4パターンになります。
(1)父母両系血統主義の国
日本、アイスランド、イスラエル、イタリア、エチオピア、エルサルバドル、オーストリア、オランダ、ガーナ、ギリシャ、スウェーデン、スペイン、スロバキア、タイ、中国、韓国、デンマーク、トルコ、ナイジェリア、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブルガリア、ポーランド、ルーマニア など
(2)父系優先血統主義の国
アラブ首長国連邦、アルジェリア、イラク、イラン、インドネシア、エジプト、オマーン、クウェート、サウジアラビア、シリア、スーダン、スリランカ、セネガル、マダガスカル、モロッコ、レバノン など
(3)両系血統主義だが、条件付きで生地主義を採用している国
イギリス、オーストラリア、オランダ、ドイツ、フランス など
(4)生地主義を採用している国
カナダ、アメリカ、ブラジル、アイルランド、グレナダ、ザンビア、タンザニア、ニュージーランド、パキスタン、バングラデシュ、フィジー など