韓国人の男性との結婚を真剣に考えている日本人は、やはりお互いの文化の違いを十分理解したうえで、結婚前提のお付き合いを考えたほうがいいのは言うまでもありません。
日本では言わないでもわかる、阿吽の呼吸が日本人同士でならではのことですが、韓国人は欧米人と同じく、自己主張をする人たちです。だから自分が思ったこと、望むことを日本人のパートナーもいちいち伝えていかなければならないです。
このコミュニケーションの方法がいいかどうかは判断しませんが、やはりなんでもかんでもお互いに口に出していかないと理解しあえないというのは、精神的に疲れるときもあるのが現実ですね。
しまいに話すと疲れるからもういいやなんて、なげやりな気持ちにならないように。
こんなやりとりが生涯続くんですから。
結婚で、儒教の教えは根強く韓国人の根底にあることを受け入れられるか?
韓国人と結婚して日本に住むのでなく韓国に住むことになった場合、一番留意したいのが、儒教の教えが根強いということ。
日本では、特に都心や大都市では核家族化が進み、義理の両親とのつながりも薄いのですが、韓国では夫の両親の力が一番強いことを考えておかなければなりません。
中には放任主義的な、今のグローバルな時代に沿った自由な考えを認めてくれる韓国人のご両親もいますが、やはり大多数は儒教の教育を受けてきた人たちが多い世代です。
平たく言うと、昭和初期の日本のような感じ。
「親の言うこと、しきたりは絶対!」
親戚一同の集まりや家族の集まりでは、お嫁さんが中心に全ての段取りから料理まで仕切らなければならない状況です。
日本で考えると、「家政婦さん」的存在に似ています。
そういう文化の違いを受けいれてまで韓国人の男性と結婚したいのか、自分の生涯のことなのでここでもう一度しっかり考え治すのもいいことだと思います。
個人的には、韓国人の男性と結婚しても自分が生まれた日本でクラスのがベストではないでしょうか、と思います。