チュニジアは北アフリアカの国で、元フランスの植民地でもあったせいでフランス文化やヨーロッパの地中海文化の影響を濃く受けている国の1つです。
先日チュニジア人の彼氏に会いに旅行のついでに一緒にアパートでせいかつしてました。彼らの生活に実際に触れてみると実際に日本と似ていた李フランス人のルーズで細かいことを気にしない、イスラムの戒律の厳しい国とは比べ物にならないくらい女性に優しい人々です。
特に若い世代~中年の30代、40代の男性は男尊女卑でなく、女性の権利や社会進出が目覚ましい世代となっています。
大学の進学率、就職率は職種にもよるけど女性が優位になっていますから。それに国の失業率が悪いので、フランス語圏や英語圏のヨーロッパに移住しちゃう人も多いほどです。バカンスで自分の国に返ってくるという感じでしょうね。
そのようなチュニジアですが、最近は女性も男性も晩婚化が進んでいます。これは日本と同じような状況ですね。
その晩婚化の原因を作っているのも日本と同じ。
晩婚化と女性の社会進出とネットの婚活の関係
2015年の国材調査の未婚率データによると、
- 30~34 歳の女性:3人に 1 人が未婚(34.6%)
- 35~39 歳の女性:4 人に1 人が未婚(23.9%)
そして1967~1971年代生まれの人たちは40代を目前に駆け込みともいえる結婚をしているということになる。それでも未婚率の幅が年々上昇しているのがグラフからうかがえる。
このような日本の晩婚化・未婚率かと減少がチュニジアでも起こっている。
- 女性の高学歴による社会進出が目覚ましい
- 高学歴の女性の国離れ
- イスラム教以外の国での結婚に対する自由な考えの影響
私のチュニジア人の彼氏にはお兄さんがいますが、日本在住で国際結婚しているし、妹は高学歴で大学院の博士課程。近々国をでてヨーロッパで職がきまっているということ。
彼の場合も一例にすぎませんが、現在のチュニジアの婚活事情と女性の目覚ましい社会進出を描いていることが推測できます。
そうなってくるとやはり婚活はヨーロッパの影響をうけているネットの出会いが主流になってくるんですよね。
仕事や勉強に忙しく出会っている暇がない。昔のように家族・親戚内での結婚相手探しのようなおせっかいを焼く文化もチュニジアの首都や首都周辺、大きな都市では廃れてしまった習慣なので。